Zephyr Cradle Diary


2023.07.12 (Wed)

[Game] BLUE PROTOCOL

6月中旬くらいからサービス開始した和製MMORPG。随分と長いこと開発をしていただけどようやく日の目を見ることになった。楽しみに待っていたぞ!

https://blue-protocol.com/

やはりなんと言っても最大のウリは、我々の大好きなトゥーンレンダリング(アニメ調グラフィック)なネトゲであることであろう。キャラメイクに無限に時間を取られるのはお約束。

SAOしかり、ゴッドイーターしかり、やはりこの手の日本人大好きなアニメ調グラフィックのゲームにおいてはバンナムに一日の長があると思うのだ。カットシーンにおいても自分のキャラメイクした子が生き生きと躍動しているのを見るとそこそこに満足感がある。そう、こういうのを待っていたのだよ。

ストーリーでは、最初からずっと仲間に居るフェステ(CV:日高里菜)がともかく良い相棒キャラで、二面性のある分かりやすいキャラかつ憎めない魅力的なキャラとして描かれているのが凄く良い。

グラブルでいうビィくん、原神でいうパイモン、FGOでいうマシュのポジションにあたるキャラだが、この手の相棒キャラは主人公(=プレイヤー)の代弁者の側面もあるしで、どんだけ魅力的なキャラに描けるかでそのゲームの采配が分かれると言っても過言ではないのだけど、しっかり魅力的なのがいいですね。

とにかく主人公とフェステが良いコンビすぎて、この子たちが仲良くしてるだけで微笑ましいのは大変に良い。

レベル上げとしては基本的にサブクエストの消化と、アドベンチャーボードの消化が中心になる。これらでもらえる報酬の経験値でレベルを上げ、素材を集めて装備品を作ることで能力を伸ばしていくタイプ。

とにかくサブクエがそこそこの数があるのと、クエストとボードで指定されるタスクがだいたい、10匹とか20匹以上のあのモブを狩ってこいだとかこの素材を採集してこいというのが大半。ということで大半の時間をフィールド狩りに費やすことになる。

フィールドで延々と狩りをするとかROかよ。古のMMOだ。でもそれが良い。ただ勿論それを言い換えると、そういうちまちましたのが好きじゃない人には圧倒的に刺さらないゲームと思う。

このゲームの特徴として、MMORPGの割にマーケットだのバザーだのといった他人からアイテムをもらう一切機会がない。そのため素材や装備はすべて自分で取得、作成する必要がある。強いて言えばガシャがあるくらい。

それもあって、MMOでありながらも実際は結構ソロRPGっぽさがある。

パーティーを組んでミッション(ダンジョン)に突入したりしてもいいし、チーム(ギルド)に入っても良い。そういう部分ではMMOっぽいのだが、結局能力を伸ばすのはちまちまとした自分のプレイング次第な感じだ。そういう意味ではほどよく他人との「距離感」があって良い感じだなーと思う。分かりやすく言えばモンハンっぽい。

現状でのレベルカンストは50で、武器レベルも50が最高かな? バトルスコア(要するに戦闘力)もたぶん4450が現状のカンストくらいだと思うけど、ひとまずそこまではプレイした。ちなみに自分はイージスファイター(いわゆるタンク職)がメインクラスです。

なんか難しい塔を30Fまで登るやつも、オートマッチングのパーティに恵まれたお陰で残り30秒というところでなんとかクリア出来た。30Fを13分で登れって今思うとなかなかシビアな時間設定だった。全滅即解散なのでギスらないのも良い感じ。ここはドラクエ10のコインボスみたいな感じかもしれない。

武器などの装備品を作るのにはとにかく周回が必要なので、オートマッチングのパーティー運にも左右されるが、ざくざくと周回して素材集めて武器を作る! というのはそこそこに達成感があって良いなと思う。まさにTime to winだ。

ちなみに武器に付くサブ効果は作るたびにランダムだったり、追加効果を付与できるスロット数もランダムだったりと、そこはかとないランダム要素もあって突き詰めるとなかなかやりこみが大変そうだなとも思う。

そんなこんなで、魅力的なグラフィックと魅力的なキャラ、そして古典的なMMOシステムによって、令和にこんなにもふさわしい和製MMORPGがバンナムから生まれたのは大変喜ばしいことだと思う。

原神や崩壊スターレイルのようなゲームはやはり日本のメーカーが作ってほしいよなと常々思っていたのもあって、こういうのが出るのは本当に嬉しい。バンナムくんは、FF14やドラクエ10を擁するスクエニとはまた違った方向を目指している感じがして、今後も推していきたいなあと思う次第である。PS5版なども予定されているらしいし一層楽しみだ。

取り敢えず、ガシャ回そ!