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Zephyr Cradle Diary

割とゲームとアニメと小説と漫画の話題が多めの日記です。普段はTwitterがメインの活動場所。

※Google Photoの画像が表示されないことがあります。見つけ次第直しています……。


2021.11.02 (Tue)

[Game] ブルリフT 2周目おわり(ネタバレなし)

2周目おわり。

累計68時間なので、2周目はだいたい25時間くらい。引き継ぎがあるから無双できるだろ~~と思ったら全然そんなことはなかった。引き継がれているのは所詮フラグメント(アクセ的なやつ)だけなので、そんなもんじゃ無双はできんかった。そらそうだ。レベル差ある状態だとモブにも即行で全滅させられた。そうかレベル低すぎるとペナルティ食らうのかとやっと気付かされた2周目であった。

※作品そのものの感想はこちら

1周目では1人(日菜子)しかタレントLV MAXにできなかったけど、2周目では仲間全員のタレントLV MAXにした。

それに付随して全員の要求してくるアイテム作成や施設作成はすべて終えて、全員のキャラスト的なやつも最後まで見た……はず。どこで終わりか分からないけどこれ以上何のイベントも発生しなくなったので、たぶん終わり、のはず。わからん。未だに一度も使ったことのないラスダン産の素材(隕石の欠片)があるのが気にはなっているが……。

あと、デート時にもらえるフラグメントって、各デートでの最後の選択肢(だいたい3回目の選択肢)でもらえるフラグメントが変わるのね。なるほどこれはちょっと集めたくなる。前の周回時に何の選択肢を選んだかなんてうろ覚えだけど。

2周目のエンディングを見て、大変満足でございました。

そうなんだよ、自分が求めていたRPGはこれなんだよ……という読後感が半端なかった。女の子を操作して、女の子たちと箱庭世界で絆を深めながら、世界の謎を解いていく……。そんな、日常からちょっと逸れた夏休み。「ライザのアトリエ」とはまた違った、一夏の大冒険。大変……大変美味でございました。

正直このゲームの雰囲気が好きすぎて何周でも出来る気がするけども、あとはトロフィー回収以外にやることがないのでトロフィー回収したら終わりというところ。最後に残ったロケーション集め、トロフィーの取得率がやけに低いなと思ってはいたけども、まさか時限イベントだとは思わなかった。そりゃあどこにも書いてないし、普通気付かない。3周目で回収してきます。

クリア後のやりこみ要素がゼロなのがちょっと物足りないけど、その分周回してまたいちゃいちゃしましょうねってことかな。まあそれならそれで、こういうキャラゲーの一つの解なのかもしれない。

ハマった漫画を何度も読み直すように、このゲームも思い出した頃にまたプレイし直したいな、と感じる次第でした。


2021.10.28 (Thu)

[Game] BLUE REFLECTION TIE/帝が最高だった話(ネタバレなし)

BLUE REFLECTIONことブルリフの、待望の新作! 全人類がプレイしてると思うけれど感想を書いていく。

https://bluereflection-tie.com/

クリアまで約40時間。トロコンのために2周目に入ったところ。控えめに言って、100点満点中7兆点だった。

同社のライザのアトリエは、喩えるならば「俺たちが求めていた最高のJRPG」だったのだが、ブルリフ帝は「俺が求めていた最高のJRPG」だった。

ライザと比べると、決して万人向けではない。でも刺さる人には激烈に刺さる、そう、それがワシじゃ! という感じに仕上がっていた(ライザをべた褒めする日記はこちら)。

ストーリーは、主人公の愛央(あお)が異世界に飛ばされるところから始まる。

その異世界は水に囲まれた学校だけがある世界。そこで出会う少女たちはみんな記憶を失っており、どうしてここに居るのかも分からない。自分たちは何故ここにいるのか、自分たちは何者なのか、どうして武器を出せたり変身出来たりするのか、そしてこの世界は何なのか……というのを追っていく、いわゆる箱庭世界が舞台のお話。

ジャンルとしてはRPGの体はなしているものの、主人公も仲間キャラもみんな女の子なので、ここでまず人を選ぶとは思う。

キャラクターの育成要素として、TPを振って特性を習得したり、いわゆるアクセにあたるフラグメントの装備をしたりとかってのがあるのだけれども、これらはバトルやレベル上げでは手に入らない。TPもフラグメントも仲間と「デート」をして取得する。TP=親密度という扱いですね。

デートとは言うけれど、学校のあそこ行って休もう~とか遊ぼう~とかって程度のものなので、まあいわゆるキャラクエみたいなものだ。とはいえ女の子と女の子がキャッキャウフフしてるだけでなく、親密度が上がってくると手を繋いで歩いたりとかもあるので、まあまあ人を選ぶゲームだとは思う*1

百合好きの人は今すぐ買ってプレイしろ。

とにかく最初はこの勇希がハチャメチャにかわいい。

戦闘メンバーではないものの完全にムードメーカーで、愛央とバカやってるときとか最高に輝いてる。ゲーム中ではスマホのチャットアプリでも会話することが多いのだけど、まあまあ勇希との会話がひどい。スタンプの使い方もひどい。この子とのやり取りを見ていたくてプレイしたとこは結構ある。

それにしても、流石はガスト作品ともあって、会話のテンポが本当に良い。もはやキャラゲーとして完成の域に達してると言ってもよい。キャラのモーションのバリエーションはやや少なめなもののカメラワークもよく分かっているし、読んでいて気持ちの良い文章なのは本当に素晴らしいと思う。

主人公のキャラ付けは、ぶっちゃければライザそっくり。でもこれでいいんじゃないかなという気がする。こういうキャラゲーだし、みんなに好かれてみんなを引っ張っていくキャラとなると、結局ライザのような性格が一つの解になるんだろうなという気がする。

しかし、カットシーンでのBGMの選曲が個人的な好みに合わないところもあった。前作のBGMをかなり多用しているけれど、今作のカットシーン向きじゃない曲もあるのでその点はもう少し練って欲しい感じもあった。特に前作のバトル曲をカットシーンで使うシーンがだいたい空気壊す感じがあったように感じた。

とはいえBGMは全曲アサノハヤトさんの素晴らしいサウンドなので、全人類はサウンドトラックを買ってください。また前作ブルリフのサントラも、限定版にしか付いていなかったのが単品販売というカタチで復刻しているのでこちらも是非に。自分は前作のサントラほしさにゲームのDL版を買ったあとでゲームの限定版をわざわざ買い直したレベル。

前作・ブルリフ無印(PS4)は、全体的な作りや雰囲気は本当に良かったのだけど、やや荒削りなところもあったりである意味で同人ゲームみたいだなあと思っていた。

しかし今作はシステム周りがライザのアトリエを流用している(推測)ので、もの凄くプレイしやすくなった。フィールドアクションはほとんどライザそのまんま、アイテム作りは簡易版アトリエ、バトルは前作ブルリフとライザを足して2で割った感じ。RPGとしてきちんと成立するレベルになっていたのがとても嬉しく、そしてプレイしやすい。ライザのシステムを持ってきたのは非常に英断と言える。

バトルは、行動値を消費してスキルで殴っていくタイプ。前作にあったMPの概念はなくなってシンプルになった。

時間経過で行動値が溜まるので、各スキルごとに決まった行動値を消費して殴る。また、スキルごとに設定された行動値加速度みたいなものがあって、スキルを使えば使うほどギアが上がって行動値が溜まりやすくなる。バトル時間が長引くほど行動間隔が短くなったり大技を打ちやすくなるのが面白い。これもライザの発展系かな。

また、コンボを繋げば繋ぐほどダメージレートが上がる。ボスが使ってくる大技を受けるとコンボが切れるが、ガード技を使えばコンボが切れなくなるという仕組み……なのだが、このガード技を持っているのが主人公しかいない。

となると主人公はパーティーから外せないなあとなってしまうので、ガード技は他のキャラにも付けられると良かったんじゃないかなあという気もするのだが、まあ主人公だし固定でも良いかという気もしないでもない。

まあかく言う自分は、他のキャラも使いたかったからガードなしパーティーにしてしまったのだけれど。結局のところ、コンボが切れても別にそこまで痛手ではない。確かにダメージレートを重ねた大ダメージは強力だけど、これがないと勝てないというわけでもない。敵は殴ればしぬ。日菜子と陽桜莉がゴリラすぎるので、コンボ切れても殴ってれば勝てる。流石は元主人公コンビ。

まあ、ガードはテイスト程度でという感じなのかもしれない。

登場キャラとして前作ブルリフ(PS4)、ならびにブルリフ澪(アニメ)のキャラも登場するし仲間になる。これまでのブルリフのオールスターみたいな感じで華やか。

勿論これらの作品を履修しておく必要はないと思う(ストーリーでも概要は語られるので問題ない)けど、前作ブルリフをやっていて良かったというのは心底思ったので、もし興味があれば前作も是非プレイして欲しいなというところ。自分はアニメを観てなかったので、これを機に観ようという気になった。

ところで自分は、前作ブルリフの主人公の日菜子がめちゃくちゃ好きなので参戦してるのは本当に嬉しかった。だいたいの選択肢で日菜子を選んでしまったので、1周目のプレイで親密度(TLv)が唯一最大になった。いやー、ほんとこの子いい。日菜子が一転して攻略対象キャラになるのは受け入れられるんだろうかと思っていたけど、最高でしたね。ありがとうブルーリフレクション。

それと前作ブルリフの話のあと、日菜子たちがあれやこれやをしてしまったのがきっかけでブルリフ澪で色々あった(概要だけはアニメ公式サイトで把握した)のを日菜子はどう思っているのだろうと気になっていたのだけれど、きちんと回収してくれて良かった。ありがとうブルーリフレクション。

自分の中では、ブルリフ帝は今年プレイしたゲームの中でもトップクラスの満足度だった。

少女たちの箱庭世界、美少女キャラゲー、魔法少女モノ、セカイ系、ガストのRPG、最高のサウンド。小さな不満はなくもないがどれも些細なもので、自分が求めていたキャラゲーはこれだよというのが完全に一致していた。趣味全振り。自分の趣味嗜好と一致した作品に出会えるというのは本当に貴重なことで、このゲームの存在は感謝しかない。

長くも短い少女たちの夏休み、ちょっぴり切ない感じもあったりして。

個人的には2021年で最高に好きだった1作です。

まあ、このあと来月にはFF14暁月が控えているので、2021年最高の作品はそっちになってしまうのかもしれない。でもブルリフにはブルリフでしか味わえない栄養素がありますのでね。

*1 いちおう仲間キャラに百合ップルもいるのでこれもまた人を選ぶ要素。


2021.10.04 (Mon)

[雑記] TOKYO GAME MUSIC FESの映像がダメダメすぎた話

今年もオンライン開催された東京ゲームショウ(TGS)だが、今回は音楽祭もということでオンラインでコンサートが有料配信された。それがTOKYO GAME MUSIC FES(TGMF)だ。

2日分の演目が公開され、原神やスターオーシャン、NiGHTSなどがラインナップされているのを見てすぐにチケットを購入。2日分なので8000円ほどのチケット。そりゃあメーカーを跨いだゲーム音楽の祭典、嫌が応にも期待は高まる……のだが。

いや、初めに言っておくと、演奏はとても素晴らしかった。先に良かったところを述べておく。

  • 演奏、編曲は素晴らしかった。ソロもとても巧いし、編曲も美味しいところを分かっている編曲だった。
  • 原曲を知らないけれどメタルギアのSnake Eaterはとてもエモかった。サックスすばらしい。
  • 原神の選曲が稲妻なのが凄い。稲妻は日本モチーフの地方だからTGSでやる意義がとてもある上に、この稲妻地域の実装は今年の7月下旬だ。そこから今回の演奏まで持っていったのは純粋に凄いし頑張ったと思う。
  • オーケストラの枠にとらわれない選曲があるのも良かった。ドラムセット、ベース、ギターを混ぜているので、メタルギアやソニックの曲はとても聴き応えがあったと思う。
  • テイルズオブファンタジアスターオーシャンは、よくあんな桜庭節全開の曲たちをテンポそのままにテンション高くオケ映えするアレンジしたと最高に褒めたい。ベースとドラムと混ざるオケがカッコイイ。
  • NiGHTSはアレンジこそ原曲にかなり寄せていたものの、そう、それでいいんだよっていう感じ。ロード画面の曲からStage 1に行くだけでもうぐっときてしまった。Dreams Dreamsの男女ボーカルをテナーサックス+アルトサックスで演奏するのが完全に解釈一致。優勝。

とにかくラインナップされているゲームの音楽のファンであればとても良いサウンドに触れられると思う。

……でもね? とにかく映像がダメダメすぎた。(やっと記事の本題)

カメラワークが本当にダメダメすぎてTwitterで怒りをぶちまけすぎてしまったのだが、映像作品としてこれを全世界に配信してしまっているのは日本の恥だと思う。自分は絶対にBDやDVDが出ても購入はお勧めしない。CDならあるいは、といったところ。まあBDやCDは版権や販路的に絶対出せないと思うが……。とにかくこの映像は、ダメだ。

以下、主なダメなところを挙げていく。

※本記事では批評のために「引用」としてスクリーンショットを掲載します。もし何か問題があれば削除します。

■指揮者を映すカメラの逆光がひどい

舞台照明がモロに映り込んでいる。もっとカメラの向きを考えられなかったのか。いくらなんでもこの絵はない。指揮者にも失礼。

この指揮者を映すカメラは基本的にずっとこの位置と向きで固定のようなので、常に逆光が入り続けていた。サントリーホールの天井を映したかったのかな??

■舞台上の上手(かみて)にあるカメラの絵面が背中ばかり

カメラは何台も動かしていると思うのだが、特に舞台上の上手で動いているカメラがひどい。1stバイオリンの背中ばかり映している。そもそもこの位置ならそりゃあ背中ばかりになるに決まってる。ちゃんと撮れてピアノとハープくらいだ。何のためにこの位置で撮ろうと思ったのか分からない。

それとこの上手のカメラ、よく揺れるしズームイン・ズームアウトの仕方も荒っぽい。その割に編集で多用されていて本当に謎。

ちなみに下手側のほうは、どうも高さを変えられるようなクレーンのようなもので撮っていたので、上の方から悪くない絵が撮れていた。これはこれでいいのだけど、ただ奏者をアップするのには向いていないので(奏者は横向きになってしまうので)、結局全体像を撮るか、ドラムを撮るかだけしかしてないカメラだった。舞台上にカメラって要るのか……?

■ソロを映しても楽器が全然見えない

ソロやメロディを演奏する奏者をアップにして撮るというのはオケの映像で良くある映像だが、譜面台やら機材やらのせいで、楽器や手元が全然見えないことが多い。ギターソロの手元も、琴の手元も全く見えない。顔だけ見せられても……と思ったら顔ですらマイクスタンドで隠れたりしている。事前にもっとカメラの配置を考えられなかったのだろうか?

あとそもそもとして、舞台上にマイクやらアンプやらの機材が多すぎる気がする。オケの収録はそういうモノなのかなと思ったけれど、原神の公式コンサートでは舞台上にマイクなんてひとつもなかったですね……。TGMFはエレキギターとかドラムが入ってるからとはいえ、うーむ。

■カメラの向きを高速で変えているのが残っている

各カメラはもちろん撮りたい位置に合わせて向きを変えるし、シーンによっては高速に向きを変えなければ間に合わないこともあるでしょう。でもそういうのは、複数台カメラを回しているんだから高速転換中の絵はカットされるだろう、と思ってカメラマンも撮っているかと思うんだけど……。それが編集でカットされていないシーンがたびたびある。なんで?

■ピントが合っていないことがある

奏者にカメラが向いているにも関わらず、ピントが後ろの楽器や奏者に合っていることがたびたびある(フルスクリーンで見ていると顕著に分かるのだが、上の1枚目は後ろのタムにピントが合っていて、2枚目は後ろのバイオリン奏者の股間にピントが合っている)。

こんなの言語道断だと思うんだけど、なんで編集でカットしないのか。

■ソロではないのにアップにしてしまい、しばらくしてから慌ててその後ろにカメラをずらしているのがモロに残っている

これはもう書いたとおりなのだが、なんでこんなシーンをカットしないのか分からない。前の和楽器奏者2人を映したものの、構えているだけで特に演奏はしてなくて(1枚目)、そのあと慌てて後ろのバイオリンへカメラをズラしている(2枚目)。慌てていたからかバイオリンにピントが合っていないままである。

スコアリーディングを怠ったのか、まあこういうミスも時々はあるのかもしれない。でも、これも編集で別のカメラの映像を選べば良いだけの話だ。なんで我々に提供される映像にこれが残ってしまっているのかが分からない。不手際を見せたかったの?

■カメラごとの色味に差がありすぎる・画質にも差がある

撮った絵が白っぽいカメラ、黒っぽいカメラ、赤っぽいカメラなど……カメラやレンズの特性でそういう差が出ることも、まああるでしょう。ハードを統一出来ないならそういうこともある。照明の位置や向きでも色々あるでしょう。

でも、そういうのって編集段階で加工してなるべく揃えるものじゃないんだろうか……? 全体の絵造りに統一感がまるでない。

■舞台最後部を撮っているカメラの存在意義が不明

打楽器を狙って撮っていると思われる定点カメラがあるようなのだけど、これは監視カメラの映像か何か? 実際に使われている映像を見ると、だいたい打楽器奏者が休んでいるところばかり使われている。このカメラで我々に何を見せたいんだ?

……というわけで、ダメなところは主にこんなところです。

大袈裟に書いてしまったのですが、当然、全てがこんな感じというわけではありません。7割くらいは普通に見られる映像です。ただ、残りの3割くらいがこんな感じで見るに堪えない映像なので、正直映像コンテンツとしてはあまりオススメ出来ないといったところ……。映像がダメだとそれが気になってしまい音が耳に入らなかった。まだDay1しか見ていない状態でこれだったので、Day2を見るのが気が重い……。演奏は聴きたいので、いっそ目を瞑って聴くのが得策なのかもしれない。8000円も払ったのになあ……。 (更新)Day2も見ましたがダメダメなのは一緒でした。

あまり比べたくはないのだが、無料で公開された原神の公式コンサートのほうが1億倍マシな映像(下記スクショ参照)で、このクオリティが無料で見れるのは詐欺でしょっていう感じだった。TGMFを見た後の良い口直しになってしまった。そうだよオーケストラの映像っていうのはこうであるべきだよと。

TGMF、試み自体は非常に良いと思うのに、こんな映像で胸張っていて欲しくない。ゲームやゲーム音楽を世界に誇ろうという気があるのであれば、もっとちゃんとしてほしいと願うばかりです。

★追記:当初Day1を見終えた段階で記事を書いていたので記事タイトルや本分がDay1に限定した内容でしたが、その後Day2も見たので、TGMF全体を通した記事内容に少し加筆修正しています。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

えうう [これって収録配信なんですのね。映像制作の「え」の字も感じられない出来だった、というのはすごく伝わってきましたわ。 ..]

だいじん [確かに、公式サイトにはどこにも「事前収録されたものの配信」とは書いていない……。 辛うじてAmazonの購入ページ..]


2021.09.07 (Tue)

[Game] 月姫 -A piece of blue glass moon-(ネタバレなし)

バッドエンド含め、全エンディング制覇。音声をほぼフルで聴いて堪能したのもあって、総プレイ時間は約45時間。

http://typemoon.com/products/tsukihime/

原作の月姫はプレイしていたものの、大昔の話なのでほとんど記憶から抜け落ちてしまっていたため、新鮮な気持ちでプレイできました。なので誰が新キャラなのかとかどこが新規演出なのかは明確に分からなかったのだけど、それでもコレほとんど全面書き直ししてるんじゃないだろうか……という感じ。少なくとも「加筆修正」というレベルではないのは察せられた。

特に、どこかで指摘されているのを見たけど、作中に携帯電話が出てくる。確か昔の月姫では携帯なんて登場しなかったはず(そもそもリアルに携帯電話がそこまで一般的ではなかった時代)なので、そういう意味でもちょっと新鮮ですわね。

TYPE-MOONエースだかで明言されているらしいけれど、今作はアルクェイドルートとシエルルートのみ。遠野家ルートはない。

アドベンチャーゲームではなくノベルゲームなので、基本的には小説。画面全体にテキスト表示され、地の文もたっぷりある。なので気持ち的には小説を読む気で挑んだものの……蓋を開けてみれば、たっぷりとボイスが収録されているしセリフも多いし、何よりも背景の立ち絵やらCGやらがもの凄く凝っているので、ノベル調ながらもアニメを観ているような感覚でプレイできるのは良かった。オート再生で垂れ流していればほとんどアニメ。

特徴的なのはネタバレへの配慮。全面的にスクショや動画撮影禁止処理がされているので、(Switch版でプレイしたのだけども)スクショは常時使用禁止だった。ペルソナ5とかもそうでしたね。いつか解禁されるのかもしれないし、されないかもしれない。まあグロ描写もあるし、解禁されなさそうかな。

そう、昨今では珍しいCERO-Z(R18)指定。当然ですがエロではなくグロ。ビジュアル面ではかなり配慮されているのかそこまでではないけど、地の文やボイスやSEはそれなりにアレ。まあこの作品、グロなしでは語れないので仕方がない。むしろよくSwitchで出したよ。

Switchでもプレイ出来たお陰で、お布団でごろごろしながら読むってのが出来たのは良かった。そりゃあSwitch本体はちと重いけれども、やはり小説は自由な格好で読みたいからね。PS4版だとトロフィーがあるんだろうと思うので、そのあたりは個人のプレイスタイルに合わせてプレイするプラットフォームを選ぶと良いと思う。PS4はリモートプレイもあるからスマホでも出来ると言われればその通りだし(自分にはリモートプレイはあまり合わないので)。

……と、システム的な紹介はこの辺で。

FGOの2部6章を終えたこのタイミングで月姫に触れられたのは、とても良かったですね。きのこの文章にどっぷり浸かる夏になってしまった。令和凄い。

Fateと月姫は別世界線ながらも世界観設定がかなり共通(と言われている)で、魔術や聖堂教会、吸血鬼*1などの設定がそこそこ語れるので、FGOをプレイする上でも補完し合えるのがなかなか良いですね。こう対比させて見ると、月姫が聖堂教会メインの世界で、Fateが魔術協会メインの話なんですね。しらんけど。

推しの話。原作月姫のときはアルクと秋葉が好きだったけど、今作でも変わらずアルクと秋葉が推しだった。順序で言えば秋葉>アルク>琥珀。いやあ、秋葉は良いですね。呆れてる顔とかドヤってる顔とか、声優さんの演技込みでホント良い。早く秋葉ルートがやりたい。この素晴らしいリメイク版での遠野家ルートが楽しみで仕方がない。

そんなわけで、ネタバレなし感想はこのあたりで。総じて、20年前に一世を風靡した月姫がこういうカタチでリメイクされて世に出てくるというのは非常に素晴らしいことだと思う。どうして型月がここまで名を知らしめたのかが分かる。FGOはまだ、まろやかだった。月姫はもっとダイレクトに、まさに煮こごりのような作品だったんだなあと改めて思い直した次第でした。

ネタバレあり感想は、気が向いたらふせったーあたりに書くかもしれない。

【追記】書いた。ネタバレMAXなので閲覧注意。→ふせったー

*1 ぐっちゃん先輩が「真祖に近いカテゴリ」ですね。