Zephyr Cradle Diary


2007.04.09 (Mon)

[雑記] 情報エントロピー

ようやく、情報エントロピーが確率論だって判った。

要するに当たり前のように起こりえる事象(「通勤電車は混む」とか)の「情報量」は少なくて、逆にあまり起こらなさそうな事象(「宝くじにあたる」とか)ほど「情報量」は高い。

で、の言うところの「情報の海」に干渉する「情報統制」(魔法)はこの情報エントロピーを自在に操作するとかだった気がするので(記憶が確かなら)、あり得ない事象(重力加速度を下げる、プランク定数を書き換える etc.)が持つ情報エトロピーを下げてそれを現実に引き起こす、という解釈で良いのかな。ようやっときちんと理論で判った気がする。

追記。 Wikipedia によると、別に情報エントロピーは関係ないらしい。まあじゃあそういう解釈も出来るよねって事でひとつ。

ウィザブレでは、物理定数そのものを書き換えることのほうが多そう。加えて、高速演算による干渉。

[読書] 「ウィザーズブレインVI 再会の天地(上)」三枝零一

http://www.amazon.co.jp/dp/4840236380/

というわけでようやっと読みました。明日、中巻が発売ですが。

それにしても何ですか、このクレア祭。久々に出た分、ものごっつい萌えるっすよ? ヘタレなおにゃのこは良いね。過保護というか偏愛というか、良いなあ。一気に脳内順序が書き換えられましたよ。健気というか一途というかなんというか。実は今回の話のメインなんじゃなかろうか。いやでもそうするとまたディーが出張るということになると、それはもういいよって感じに。

あとがきで作者本人も述べている通りここからがの本編なわけで。今までの巻でバラバラに登場してきたキャラたちが邂逅してそれぞれの想いでバトルして……というのはやはり燃えますなあ。錬 VS サクラ。ようやっと、出会った『悪魔使い』の二人。

あの普通な『炎使い』のアニルが超強いんですが。そりゃ『将棋差し』の異名も貰っちゃいますよ。あの予測能力だけで、ヘイズの演算能力と対等に戦えるんじゃなかろうか。

あと久々なのですっかり忘れてたんだけど、錬って演算能力皆無なんだっけ。そんなI-ブレインなんだっけ……。