Zephyr Cradle Diary(2006-07-08)

2006.07.08 (Sat)

■ ハチクロの竹本とイリヤの空の水前寺と .hack//G.U. のアリーナ解説員が同じ声だと知って衝撃を覚えました。

昨日は残業をして帰ってきてどうしても眠気に襲われまくったので、仕方なく布団に寝転んで、クレセントノイズを読んでいました。みんなが ARIA だ ARIA だと言っている時に、自分はクレセントノイズ。

まあ平たく言えば天野さんの描く能力者バトル漫画なんですけど、それでも話から伝わってくるメッセージとかは、相変わらずの天野さんで。 ARIA や浪漫倶楽部の路線とは微妙に違うベクトルでして、時折読みづらいなと思うこともあるのですが、何が良いかと言えばやはりこのキャラクターたちの魅力ですか。特に凛。

メインの5人の中で最も普通の高校生らしい感情の揺らぎと言いますか。一番強そうに見えるけれど、実は一番脆いという。なんともありきたりではありますが、弥生だの蘭だの、そして平然と溶け込んでいる拓だのに囲まれていると妙に人間らしさが浮き彫りになって見える感じがします。

もちろん凛がどうのという以前に、彼らの居る空間が微笑ましいといいますか楽しそうといいますか、そういう、見ていて和むような感じがやっぱり天野さんらしいと思う次第なのです。蘭の不釣り合いさとか、弥生のツッコミとか。あと弥生は凛とガチ。

しかし、もう6巻が出てから5年も経ちますか。いい加減連載再開してほしいんですけれども。このまま忘れ去られてしまうには惜しい作品であります。 ARIA もいいけれど、こっちもお願いできませんかね。