Zephyr Cradle Diary


2006.06.18 (Sun)

昨日一昨日とお泊まりだったので更新できませんでした。

[更新][Web拍手] 旧サーバに置いてあった音楽ファイル移動

Sound ページにある MP3 の中で旧サーバ(ISMUSIC鯖)にあったファイルを全てこちらのサーバに移動しました。1ヶ月ほど試聴できなかった古い曲もようやっと復活しましたので、聴けませんーとメッセージを送って下さった方々には大変ご迷惑をおかけしましたががっつり聞いてやってくださいなっ。

そして MIDI ファイルのほうですけど、アーカイブを紛失してしまったので復活は出来ませんorz もし保管しているという奇特な方がいらしましたら是非ご連絡下さい。

[更新] デザインリニューアル

もうバージョン20くらいだとは思うのですが数えるのを止めたのでよくわかりません。

というわけで新デザインです。夏仕様、というよりは「イリヤの空、UFOの夏」仕様です。もうホント、「Forever Blue」しか聞いてないとこういうデザインしか思い浮かばないんですよ。あっはっは。まあ、飽きたらまた変えます。

あと小説の「リバーダンス」と「RO変奏曲」のページのみ専用の背景画像を用意してます。例えば鬱な作品でこんな晴れ晴れとした画像の背景でも困りますからね、演出のひとつと言うことで変えておきました。まあうちに鬱な作品はないのですが、シリアスっぽいのはあるので。

[雑記] Voice Blog

なんか巷では音声ブログとかいうのが流行ってるそうですね。どこもかしこも音声ブログ音声ブログ。うん、まあ実にひとつも聞いたことがないわけですけども。文字は読むだけだから斜め読みしたりで軽く読めるけれど、音声なんちゃらは既定の時間完全に拘束されるので自分はまったく食指が伸びないんですよね。

なので自分は聞きませんが定期的に喋ってる方々は頑張って下さい。リスナーが完全に見えない分、多分ラジオよりも難しいと思いますので。

[音楽] どうして Sound Horizon が好きになれないのか

たぶんまともに SH 、というか Revo さんの曲を聴くのはこの「霧の向こう〜」が初めてなので色々と考えてみました。

以前から SH の曲はあまり好きにはなれませんでした。いえ曲は非常に好みであるのですが、何か突っかかってあまり好きになれず。いや勿論自分のことですから、周囲が騒いでるから天の邪鬼になって全く関わらずにいたというのもあるのでしょう。しかしそれにしてもこう無意識かで受け入れられない部分があって。

まあ前置きはこの程度にしておいて、色々と考えてみた結果至った答えは、 SH の曲はどれも「歌」ではなく「詩」であるということ。他にも、取り敢えず難しくてかっこよさそうな言葉を並べてみました的なところもあまり好きではないのですがそれは時と場合によってまあ許せる(ラルクとかそういう類のバンドも実際はそうですし)のでそこはさておき。

歌詞(と呼ぶのも変な気がする)に出てくる「彼」や「彼女」、「男」、「やがて」、「そして」、「かくて」……etc. こうやって歌詞の中に幾度も出てくる三人称的な単語がいちいち引っかかると言うことが判りました。それらは普通の「歌」と呼ぶものには出てこない単語で、それが自分の中で消化しきれないのだろうと。大抵の歌というやつは一人称を使っていて自分の心の中にあるものをそういう形で吐き出したものだと思っているのですが、三人称という形を取ることによって所謂「神」的な視点に立ってこの「詩」が語られるわけで。自分はそこに感動も同調も何も感じないどころかむしろ嫌悪感すら覚えてしまうということに、この曲を何度もヘビーローテーションしているここ数日の間に気付きました。そういうのは「歌」として語られるべきではないと、自分の中の美学が訴えているようです。

要するに三人称の歌は気にくわない、ということで。 SH の曲は全て「詩」なんだと判っちゃいるんですがね。