Zephyr Cradle Diary


2005.03.25 (Fri)

[Game] WA4日記(4)

本日クリア。ほんのすこーしだけネタバレが入ります。

お話は良いです。子供だなんだと言われ続けて嫌な思いをし、かといって大人はみんな駄目駄目で、という展開ばかりだったけれど、その中から自分の進むべき道を見出すまでに成長した彼らは眩しかったです。EDで「大人になりたい」と口にするまでになれたのにはほろりとします。

キャラクター。個人的にはやはり、ラクウェル>ガウン≧アルノー≫越えられない壁≫その他大勢、ですかね。ラクウェルとアルノーに関しては言うまでもなく、というか是非ともプレイしてこの二人の結末を見届けて欲しいところ。ガウンについても同じくですが、彼の二挺拳銃の捌きはあり得ない。空中を舞いながら10発のミサイルを打ち落とすとか、もう神としか。

ストーリー中に何度か出てくるアクション(プレイヤーは見てるだけ)シーンがあるのですが、そこらへんは今までの中で一番格好いいんじゃないかなと。アクセラレイターの使いどころが絶妙だし、ラクウェル姉さんの剣捌きは神懸かってるし、先述のガウンも凄いし。全編通してフルにボイスが入っていないのが悔しいのですが、そこに目をつむれるくらい熱い展開だらけでした。

内容は濃い。けれどやはりボリュームに物足りなさは残りますね。RPGと言えばプレイ時間は50時間は当たり前だろ的な時代の流れの中で、普通にプレイして25時間でクリアできるとは正直思っていませんでした。仕事に忙しい社会人などには嬉しいのかも知れませんけど……「きっと大人には判って貰えないRPG」だしなあ(苦笑)。でも勿論、自分は大人にもお勧めしたいゲームですけどね。謎解き難しいけど。

戦闘、ストーリー共にスピーディで熱いRPG、それが WILDARMS 。何点か不満は残りますが、それでも総合的に見ればWA4はいい作品だったと思います。シリーズ中一番好きかもしれません。最近何か燃える(not 萌え)ゲームを探している方は是非とも手に取ってみて下さい。

余談ですが、エピローグは要らなかったと思う。あれは無い方が余韻を残してくれて良かった、ですね。

[Game] というわけで、

これからは残りの隠し要素とかを極めることにします。Exファイル見れる条件も全然揃ってないので。ラギュ・オ・ラギュラ打破しないとキャラボイス集見れないとか、卑怯だ、卑怯過ぎる! 今作こそ絶対倒してやるぞ!

あ、上に書き忘れましたがラストバトルのBGMはお約束のアレです。ほんと、鳥肌立ちますね。最後の技もアレだし、やっぱり演出上手いなあ。

[Game][音楽] 忘れちゃいけない、WA4の音楽

今回、WA4の音楽担当はなるけさんだけではありません。明らかになるけさんっぽくないアンビエントな曲とかコテコテのJazzとかはたぶん別の人たちが作ってるのでしょう。あと某兄貴との戦闘曲もたぶん違う、かな? 滅茶苦茶いい曲なんですけどね、これ。

OP「空を見上げる君がいるから」は是非ともフルコーラスで聞きたいです。OPムービーのショートサイズじゃもう物足りません。ちらっと聞いた限りでは何かを予感させる前奏、ギターソロの間奏とか入ってるはずなので、これはもう6月発売のサントラを買うしか無いでしょうと。

通常BGMでは戦闘曲、フィールド曲などなるけさんがやっている熱い曲はどれもいい感じ。町の西部っぽい曲も相変わらず健在ですね。イベントシーンではラクウェル姉さんとアルノーがあわあわなシーンの曲が滅茶苦茶切なくていい感じなのです。あの二人の関係をそのまま表したかのような……そんな曲。ダンジョン曲ではやはりラストダンジョンの曲が一番好きです。吹奏楽っぽいブラスとホルンとトライアングルとタンバリンがッ。