Zephyr Cradle Diary


2013.09.02 (Mon)

[Game] 新生FF14はじめました。DQXとの比較ほか

オープンβをやっていましたが、改めて製品版スタートしたのできちんと始めました。うちのキャラはこちら。

http://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/2385761/

ログインゲー祭りになっているのは方々で騒がれている通りなのでここでは特段触れずに、ゲームの内容にでも。

前回βの日記で「DQXにそっくし」とのたまいましたが、それは真であり偽でありと言ったところ。白魔導士解放までやって、ようやく脱初心者出来たかなって感じで色々知識を得たうえでの感覚的には、DQXの上位互換だなあというところ。

まずは、FF14とDQXで同じところ。

  • メインストーリーがあって、現時点でラスボスがいる(今後のバージョンアップで追加ストーリーの配信もありそう)。
  • 最初に種族と職業(クラス)を選んで開始する。職業はある程度レベルが上がると転職できるので、1キャラで一通りの職業は経験できる。
  • 戦闘系とは別に生産系もある。*1
  • レベルは職業ごとに紐づいている。キャラ本人のベースレベル的なものは存在しない。
  • ほとんどソロプレイでも問題ないが、パーティを組まないといけないダンジョンもある。そこでは自動マッチングでパーティメンバーを集めて一時的なパーティを作ってくれる(DQXは魔法の迷宮、FF14はコンテンツファインダー)。*2
  • パーティは基本4人まで。8人パーティもある(DQXは災厄の王イベント、FF14はインスタンスダンジョン以外での通常パーティ)。
  • ソロでの攻略と異なり、シビアなバトル(ダンジョン攻略やボス戦)になると、概ねパーティの役割(ロール)は固定される。*3

などなど他にも細かいところはありますが、基本的なところではこんな感じ。

自分は再三、FF14のことを「FFの皮を被ったDQX」であると言ってきましたが、まさにこんな要素がそう思わせてくれるなあと感じてます。なんだかどれもこれも親切設計過ぎて「日本のMMORPGといえばドラクエかFFだ」というのを再定義しようとしてるような感じを受けました。初心者入りやすい。すごく。序盤~中盤のクエのチュートリアル感というか、取り敢えずNPCのセリフ流し読みしてバリバリ進めてるといつの間にかちゃっかりプレイできるようになっている、という感じは凄く感じてました。

では何が違うかというと、一番大きな点としては、早いうちからスピード感を要求されます。

通常バトルでも敵がスキルを使ってくると、赤く示された攻撃範囲から急いで逃げなければならないですし、格闘士だと相手の向きに合わせて動かないといけないとか、ただの雑魚戦でもあまり単調ではなく、臨機応変さが要求されます。ただ○ボタン連打すればいいだけではないんや。ボスはもっと広範囲の技を使ってきますし、クラス別のクエストはもっと特化したことをやらされますしね。

またインスタンスダンジョン系では、強制的にパーティを組んで攻略しなければならず、またパーティ前提のダンジョンなんで敵もそれ相応の戦い方をしなければならない。盾役(Tank)は敵の攻撃をかき集めないといけないし、回復役(Healer)は攻撃よりも回復に専念しないといけない。

それに加えて、敵もバカではないので、良く自分を攻撃したり邪魔したりしてくる相手に対しては、攻撃対象を変えてくることもある(いわゆるヘイト)。ヒーラーでも、ケアルをこと細かに連打してると敵のヘイトが溜まって突然狙われ始めたりするので、むやみに盾役以上のヘイトを溜めないようにするとかも考慮しないといけない。

これらをサポートするために「マクロ」なるものが用意されてて、自分のプレイングスキルを補うためにこれらを駆使して敵に当たらなければならない。このマクロがまた壮大で、言ってしまえばプログラミングに近い。敵をターゲットした状態で味方にケアル撃つとか、盾が狙ってる相手に自分のターゲットを合わせるとか、自分をターゲットしてきた相手にふっ飛ばしの技を使うとか、そういうサポート的なマクロを用意しておいて一発発動できるようにしておく。そうすることで色んな状況にサッと対応できるようにしておいて、ただでさえスキルが多くて手数が足りないので、ありとあらゆる手を尽くして敵に臨む必要がある感じです。

……とまあここまで書いておわかりの通り、やればやるほど奥深く、ものすごーくプレイヤースキルが要求される感じです。ただひたすらソロでやり続けるならそうでもないんですが、DQXと違って有人でのパーティプレイは要所要所で必須なので、どうしてもそういう立ち回りを覚えていかないとならないです。

自分もまだまだこれからって感じなんですが、ひとまず楽しくプレイ出来ています。そういう立ち回りとかを覚えて完璧にこなしきって良いアイテムを得たりボスを撃破した時の喜びはひとしおですからねえ。のめり込むための中毒性はDQXよりも高いような気はします。かゆい所に手が届いてしまうあたりとか。

今後のメンテナンスでよりログインしやすくなって、もっとプレイしやすくなると良いですねえ。

*1 ほとんどのネットゲームでは存在するので別に語るまでもないけど一応。

*2 ただしFF14はメインストーリー上必須だが、DQXではストーリー上必須ではない。

*3 まあこれはどのRPGでもそうだと思いますが。ヒーラーが居ないとそりゃバトルできません。