Zephyr Cradle Diary


2009.09.20 (Sun)

[お買い物] マウス新調しました。

一念発起、欲しかったマウスをようやく買いました。Razer Mamba

入力機器には飽き性な大臣さん、ホントにまったく、この奥の光る充電器のためだけに14800円も出した感が否めません。いや良いんだ。これだけで物欲が満たされるならそれで良いんだ。

光り物に弱い大臣さんです。

[音楽] 「俺or私が選ぶゲーム音楽アレンジ10選」コメント付き(090911版):追記

というわけで、遅くなりましたがコメント付きをば! 企画元はこちら

1. Re: East Funky Dream(東方妖々夢) / Sound CYCLONE [ Silhouette ]

東方云々なんてまったく知らなくても格好いいと素直に思える一曲。原曲なんて二の次でやっぱり格好いいモノは格好いいんだということ、アレンジの素敵さを改めて感じさせてくれました。

TAMさんちのライブで初めてご一緒したしゃばだばさんちのSound CYCLONEによるアレンジなわけですが、ライブに向かう車の中で聴いて一発で惚れた一曲。東方だということを聴いても、全くそんなもの度外視で楽しめるしテンションの上がる一曲。Funkyでラップもある素敵なアレンジです。原曲を知らずとも、是非とも一度聴いていただきたいアレンジです。

2. Skyrise Illuminance(東方永夜抄) / Lix [ Skyrise ]

りっぴょんの最新アルバムより。またも原曲知らないんですが、この曲はこれまでのりっぴょんと全く違う彩りをしていて、お気に入りに入ってしまった曲。

りっぴょんの曲の私的印象による2大要素は「透明感」と「力強さ」。これまでどの曲もそれに準拠してたと思ってます(少なくとも自分が聴いてる範囲では)。でもこの曲だけは「力強さ」が「優しさ」に置き換わってました。メロディひとつひとつが優しくて、何かハッとさせられるような、思わず耳を傾けてしまうような暖かさを、うちは感じ取りました。今までのりっぴょん節ももちろん好きなんですが、この曲だけ全くオーラが違い、ストレートにツボりました。

こういう曲、作りたいなあ。

3. Believe in myself -a2c-(ラグナロクオンライン) / MintJam [ Ragnarok Online Arrange CD ]

MintJamの初期のアルバムより。最初のアルバム、かな? RAG-Fesで遊びに行って飲んだりしたときに買った一枚に入ってたアルバムの曲なのですが、これがまた素敵な曲ばかりで、特にこの「Believe in myself」は大好きなアレンジ。MintJamの曲の中で一番好きかも。

元の曲が持つオーラを踏襲しながらも、流れるようなアコギのアレンジ。切なさの残るベルとフルート、スーパーリバーブ(setzerさん談)のドラム。特にアコギのバッキングとメロディは秀逸すぎて、いまだに参考にしたりします。原曲を知ってる人には是非ともお勧めしたいアレンジです。

4. 時の回廊 --from the inside of the fog of 0 ゜F.(クロノトリガー) / ミュー [ White Archive version0.90 ]

みゅんみゅんからそれとなくもらったアルバムだったのだけれど、これがどれもこれも綺麗な空気感で。特にこの曲は、半ば鍵ゲーのような雰囲気を持ってるアレンジ。初めて聞いた時には、正直何も出来ないくらいに手が止まってました。

別になんてことはないテクノちっくなアレンジなのですが、空気感が天にも昇ると言いますか。思い浮かぶのは夏の青い空と白い雲で、原作の古代の風景とは全然似ても似つかないのですが、それが、とってもみゅんみゅんらしいなあなどと思ったりするのです。

ちなみにこのアルバムは全曲オススメ。

5. クロノ・クロス 〜時の流れに背く者〜(クロノクロス) / ぶっち

たぶんこの曲が、うちをアレンジに目覚めさせただろうと思われる曲です。MIDIファイルの更新日を見ると、2000年。漁るまでもなくポンと思いだしました。今はもうどこにも公開されてなくて聴くことができない曲ですが、これこそがうちの原点であると言えます。 他にもぶっちさんの作品には刺激をたくさんもらいました。MP3で代理公開したいくらいです。それくらい聴いたし、それくらい譜面を眺めました。

その昔――2001年頃ですかね、「GMR」(≠GML)というWebRingに参加してたんですが、そこで管理人をされてたのが、このぶっちさん。そこでいざやさん他いろいろな方とお話をさせていただきました。毎週土曜の定例チャットは、必ず誰かがMIDIを持ってきて品評会じみたことをやってたんですよねえ。うちは後発組ですが、実に親しくしていただきました。今でも懐かしいです。

あの頃の交流、経験、知識が今に生きていることは間違いありません。

6. 風の憧憬 〜 Acoustic Live 〜(クロノトリガー) / Ruhe

小編成アレンジ。風の憧憬のアレンジは数有れど、これほどまでに丁寧に優しく作られた風の憧憬はないのではなかろうかと。

一音一音がどれも美しいと言うよりは優しくて、切ない。アコギのアルペジオ、フルートのメロディ、チェロのピチカートとレガート、それを支えるベース。中間部のアコギとフルートの掛け合いは、正に歌うような感じ。この打ち込みは今でも目標です。

個人的には、パーカスを入れたくてしょうがないんですけどね。

7. 鳥の詩 〜いつか見た空〜(AIR) / AD794

ピアノを主体とした鳥の詩アレンジ。ジブリででも流れていそうな雰囲気さえありますが、その一言では片付かない空気感を感じずには居られない。

まさにありのままとでも言いましょうか、終わりまで一人で歌い続けるアコギと、その後ろでだらりと、しかしちゃんと支えるピアノの旋律。この双方のスタンスと言いますか、それがまた適度な距離感なんですよね。付かず離れず。でもしっかりと歌い合う。この何気なさが、とても好きです。

8. Field(ファイナルファンタジー2) / Gimlet

をぢさまことGimletさんのアレンジ。今じゃ聴けないのが惜しいのだけれど、相当好きで聴きまくったアレンジです。

FF2はやったことがなくて公式のアレンジアルバムで入ってるのを知っている程度なのですが、このアレンジは、広大な世界とそこにたたずむ冒険者たちを彷彿とさせるような、素敵なアレンジです。大して珍しいことをやっているわけではないんですが、高音と低音で煽るアルペジオをするピアノと伸びやかに切なく吹くオーボエのコンビが凄くマッチしていて、大好きです。

9. Be Nice'n Easy(ラグナロクオンライン) / Jun.A [ sepher.jp ]

ラグナというだけで思い入れが強いからなんですが、やはりこのアレンジは個人的に外せず。自分の中では、Jun.Aたんと言えばこの曲なのです。気付けば東方をやっているしプロでびうなんかもしてるんですが。

いつものJun.Aたんのアレンジで、しかも王道アレンジなんですが、音の見せ方というか、そんなものを学ばせてもらった一曲です。初心に返るとなると、やはりこのあたりのアレンジに行き着くんですよねえ。当方の原点に近い曲です。

10. 明日の見えない僕ら(バハムートラグーン) / Rute

戦友ことりゅーとんの曲。「Desert Land」など好きな曲は他にもたくさんあれど、心に響いた一曲と言えばこれを挙げざるをえないです。男声ボーカルアレンジ。

一言でいえば、「着飾らない」曲。ヨヨのテーマのアレンジであることも忘れて、聞き入ってしまいます。多くは語れないです。それは、この曲のメッセージ性があまりにも強烈すぎて。是非ともこの思いを聴いてみてほしいです。

追記。この曲のボーカル版は本人にこっそりいただいたバージョンでした! 公開されてるのは、ギターバージョンです。