Zephyr Cradle Diary


2005.02.20 (Sun)

今日の迷言 by たまけん先生:「史上最萌えのヒロイン、ツンデレラ」

[音楽] 沈黙のオーディエンス

HP運営のスタイルと、時代の移り変わりなお話。

作品を公開する目的というのは人それぞれだと思うけれど、得てして「作品(当然日記含む)を見て貰い、そして感想を頂く」のが目的なのではないかなと思う。各人微妙な差はあれど、ここに集約するだろうというのは恐らく間違ってないはず。自己満足でよいのならば、WWW上に置く必要などないのだからね。

そこにレスポンスがないということは、即ち作品を公開している意味が消滅したということ。

ですから閉鎖するという気持ちも判らないではないです。ただ、閉鎖したところで感想が来る訳でもないのでそれはちょっと排他的な考えじゃないかと思いますけど、そこはまあ人それぞれなので。自分は「更新停止」はすれど「閉鎖」は絶対にしないのでまあご安心を(苦笑)。

話を変えます。「時代は移り変わっていく」、これは絶対です。不変であるモノなど何もありません。それはインターネットでも同じことが言えます。自分は2000年くらいからネットに触れていますが、時代は大きく移り変わっています。何も改革があった訳ではなく、徐々に徐々に。そこら辺については、電撃文庫「ルナティック・ムーン」の著者、藤原祐氏の10/31の日記を読んで思ったことなので詳細はこちらを参照して頂きたいのですが。

昔、自分が耳コピMIDIを100曲近く公開してたころは、自分で言うのもあれですがBBSには結構な書き込みがありました。応援メールなども週に2〜5通は来てましたのでとても運営のしがいがありました。レスポンスがあるのが当たり前、という雰囲気。それはそれは活気に満ちていたし、チャットにも大勢の人が居て賑わっていました。

ふと周りを見渡すと、その頃にネットを始めた人間というのは結構な数居るのではないかと。そんな人たちにとっては、レスポンスがあるというのは至極当然のことであると認識されているのではないでしょうか。BBSに書き込むのは当たり前、メールをするのは当たり前。

しかし、時代は変わっていく。もはや、何処を見てもBBSやWebチャットよりも、日記のツッコミやトラックバック、Web拍手なんかが多用されているのは誰の目にも明らかなのではないかなと思います。

Weblogやはてなダイアリーにおけるコメント、トラックバック(或いはアンテナ)の普及が『掲示板』や『チャット』の衰退を招いたことも確かではないかなあと思う訳で(チャットに関しては、ネットゲームの普及、またメッセンジャーのコモンセンス化も一役買っているのでしょうが)。

なにぶん日進月歩の世界なので、必要なくなれば淘汰されていくのは当たり前で、そういう意味では掲示板もチャットも過渡期のコミュニケーションツールでしかなかったと言えばそれまでですし、そのことを残念だと思うとかそういう感慨も実はあまりないのですが、それでも自分にとってなじみ深かったものがいつの間にか流行遅れになってしまっていた、という僅かな驚きはあります。

我々HP運営者も、その流れについていかなくてはならないのでしょう。ただBBSを放置してメアド載せて感想下さい、と言う時代ではなくなったのだと、ひしひしと感じています。その時代にはその時代のやりかたというか、感想を求めるならば求めるなりに相応のシステムを用意しなければならないのではないだろうか。

まだ自分もそれを試行錯誤している最中です。以前書いた、リスナーの意見というのもありますが、それでも出来るだけ感想を書きやすい、言いやすい空間を作り上げる必要、いや義務が自分にはあるのだと思っています。それについては自分一人では探し出すことは出来ず、やはり閲覧者と管理者の関係があってこそのものだと思います。

難しいですが、移り変わっていく時代と人の心の流れに必死についていかなければ、我々自身が「沈黙のオーディエンス」を更に増長させてしまうのではないでしょうか。

[音楽] 長々と語ったところで

新企画は三月を目処に始動します。クリエイターとリスナーの交流とイベントを目的にした企画、「Celestia」。どうなるかは判りませんが、何事も、動かなければ変わらない。ですのでまずは動いてみて、それから決めることにします。

[BGM] Bill Whelan「Riverdance」

アイリッシュダンス。といってもダンスが凄いだけではなく、演奏も凄まじい。フィドルやバグパイプ、パーカッションやギターをふんだんに使った迫力在る演奏。DVDで見て一目惚れ、というかもう完全にtripしました。今は仕方なくCDで我慢しますが、またDVDが見たくなってきました。そういえばDVD貸しっぱなしだったな。

タップダンスの部分は足の動きが神懸かってます。